むち打ち症の症状とは?
むち打ち症は国家が経済力や工業力を持ち出してモータライゼーションが発達する事による自動車事故の増加と比例して増加してきました。現代でもむち打ち症に悩む人は多く、全国では30万人程がいるといわれています。
むち打ち症には様々な症状があります。一般的にむち打ち症の症状と思われている首や肩の痛み、首が回らない、など以外にも様々な症状があるものなのです。
ではどの様な症状があるのか見てみる事にしましょう。
首・背中などの痛み
主な症状といえるでしょう。自動車事故などがあって、それから首や背中・肩などに痛みを感じる様になると、それは典型的なむち打ち症の症状です。
耳鳴り・頭痛
耳鳴りや頭痛もむち打ち症によく見られる症状です。慢性的に耳鳴りや頭痛が続くようになると、そのストレスは尋常なものではありません。
めまいや吐き気
むち打ち症になると、めまいや吐き気を感じる様になる事があります。慢性的にめまいや吐き気を感じるその生き辛さは筆舌に尽くしがたいです。
手足のしびれや震え
手足がしびれたり、震えたり…。なんとも恐ろしい話ですが、むち打ち症となればしびれや震えが日常化する事もあるわけです。
食欲がない、やる気が出ない
食欲がなく全く何も食べたくなくなったり、何事にもやる気がせず脱力感を感じたり…うつ病みたいな症状ですが、むち打ち症によってこういった症状が引き起こされる事もあります。
原因がはっきりとしないむち打ち症
むち打ち症の原因ははっきりとしない事が多いです。原因というのは、レントゲンやCTでは何も変化が見られない場合があるという事です。中には脳脊髄液減少症の様な脳に異常が見られる場合もあるのですが、背中や首ばかり気にして頭部のMRIを何故か撮らない様な人もいますので、そのまま気付かれないという場合もあります。